最近コンビニでレモンサワーの素をよく見かけるようになりました。コロナ禍のなか、皆さんが自宅で飲むことも多くなった影響もあるのでしょう。ここ最近、急にラインナップが増えた気がします。
数種類試してみて、各社特徴が際立っていることが判明しました!今回はレモンサワーの素について取り上げてみたいと思います。あわせて、レモンサワーの素を使わない簡単レモンサワーレシピもご紹介いたします。
それではご紹介スタート!
レモンサワーの素とは
レモンサワーの素は2種類あります。1つ目は炭酸水で割るタイプ、2つ目は焼酎を割る「割り材」タイプです。最近目にするのが多くなったのは1つ目の炭酸水で割るタイプです。おそらくハイボールブームによって皆さんのおたくに炭酸水を常備するケースが多くなったことが影響しているのではないでしょうか。それでは具体的に商品を見てみましょう。
炭酸水で割るタイプ
3種類の素プラス1種類のフレーバー焼酎をご紹介します。
フレーバー焼酎とは香り付けされた焼酎のことで、今回はレモンサワー用に特化した香りつきの商品となっています。
レモンサワーと同じ様な位置づけで使用できるので併せてご紹介いたします。
【サッポロ】濃いめのレモンサワーの素
自宅の近くのコンビニ数店でこの頃一番多く見かけるレモンサワーの素がサッポロビールの「濃いめのレモンサワーの素」です。飲んでみた感想は甘さと酸味のバランスがちょうどいいタイプです。
レモンサワーの味ってその日の気分によって甘めが良かったり、キリリと辛口が良かったりします。「濃いめのレモンサワーの素」は甘いレモンサワーが飲みたい!ってときに手にすることが多いタイプです。
【サントリー】こだわり酒場のレモンサワーの素
サントリーの「こだわり酒場のレモンサワーの素」もコンビニでよく見かける商品です。梅沢富美男さんがCMに出演されている商品ですね。
「こだわり酒場」の味の特徴はオーソドックスで美味しいタイプです。甘みも酸味も香りもしっかりあり、多くの人に好まれるタイプとなっています。「たけとり家」でも一番多く購入しているかもしれません。
【宝酒造】極上レモンサワーすっきり定番レモンの素
実はレモンサワー系の缶飲料で一番好きなのが「タカラCANチューハイ」です。召し上がったことがある方ならよく解ると思いますが、甘さ控えめでスッキリ味が特徴のロングセラーです。
その宝酒造から発売されているレモンサワーの素をご紹介します。一般的に販売されているレモンサワーの素は自分の好みの基準だと甘めの物が多い印象です。スッキリ辛口のレモンサワーがお好きな方にはちょっと物足りないのではないでしょうか。
そんな中、「宝酒造ならスッキリ辛口かな?」と期待して「極上レモンサワーすっきり定番レモンの素」を買ったら予想通り、スッキリ辛口の商品でした。味と香りの印象は「タカラCANチューハイ」の味に一番近いです。同じラインナップの缶バージョンもあるみたいなので機会があればそちらも試してみたいと考えています。
【宝酒造】こだわりのレモンサワー用宝焼酎
次にご紹介するのは厳密にいえばレモンサワーの素ではなく、レモンサワー用フレーバー焼酎です。通常の素は炭酸水:素=3~4:1で割れば良いのですが、こちらの焼酎は炭酸水:こだわり焼酎=4:1で割り、プラスレモン果汁が必要です。
ちょっとお手軽度は下がりますが、その代わり美味しさが際立ちます。酸味と風味のバランスが好みにぴったりハマればおそらく居酒屋の味を上回る一品となること間違いなしです。
焼酎を割る「割り材」タイプ
レモンサワーの素として従来から一般的だった商品にいわゆる「割り材」というものがあります。「割り材」は焼酎以外の材料が入っている甘くないレモン味ソーダ水です。
一般のお店で購入できる商品の種類はそんなに多くありませんが根強い人気があります。
【博水社】ハイサワー レモン
「割り材」といえばなんと言っても博水社の「ハイサワー レモン」です。味わいの特徴は甘さ抑えめのすっきりテイストです。
酸味のバランスがいいので、そのままレモンドリンクとして召し上がっている方もいるようです。
「ほたて」もハイサワーの味、大好きです。ただ、大きい1000mlサイズだと一度に飲みきらない事があり、小さいサイズの360mlだと割高&ビンなこともあり、使い勝手が悪いのが難点です。
美味しいんですけどね!
レモンサワーのレシピ【甘口辛口好み別】
今回は簡単に美味しいレモンサワーが出来るレモンサワーの素をご紹介しましたが、実は自分の好みのレモンサワーのレシピがあったりします。ご紹介します。
甘口レモンサワーのレシピ
身体が疲れているときなどに無性に甘い飲み物を飲みたくなるときがあります。そんなときはアサヒ飲料の「ほっとレモン」を使用してレモンサワーを作ります。
焼酎 | 40ml |
ほっとレモン | 20ml |
炭酸水 | 160ml |
材料は焼酎、ほっとレモン、炭酸水です。この3つの材料を1:0.5:4で割ります。氷でキンキンに冷やしたジョッキに焼酎40ml、ホットレモン20mlを入れよくかき混ぜて、炭酸水を入れ、マドラーひとまわしで完成となります。
レモンサワーを美味しく作るコツは炭酸が抜けないように注意することです。そのためグラスの温度を下げたり、炭酸水をいれるのを一番最後にしたりします。
辛口レモンサワーのレシピ
焼酎 | 50ml |
レモン果汁 | 25ml |
凍らせたスライスレモン | 1枚 |
焼酎 | 150ml |
辛口レモンサワーのレシピは普段使いのどんな料理にも合うレシピとなっています。レシピは簡単!焼酎:レモン果汁:炭酸水=1:0.5:3と冷凍したスライスレモン1枚です。
冷凍したレモンを使う理由はレモンの皮に含まれる苦味成分を隠し味に使うためです。果物や野菜は一度冷凍すると細胞内の水分が凍り、細胞壁を壊します。
細胞壁が壊れると中の成分が外にでやすくなります。冷凍したレモンがべっちゃりするのはこの理由です。このドリップの中に香り成分がたくさん含まれています。ちなみにお肉や魚のドリップと違って臭み成分は無いので安心です。この果実を一度凍らせて香りを十分に出す手法は果実酒を作る際やワサビの葉っぱを調理するときによく使われる手法です。
実際作るときはレモンスライス1枚、レモン果汁25mlと焼酎50mlを氷を入れたジョッキでよく混ぜ、炭酸水150mlを静かに加えます。その後はマドラーをひとまわしで完成です。
レモン果汁はお好みの商品を使っていただければ美味しく完成します。「ほたて」が好きなのはデルヴィスの「有機レモン果汁」です。バランスがよい美味しさでおすすめとなっています。
まとめ
- 今回の記事では最近コンビニでよく見かけるレモンサワーの素をご紹介しました。甘口タイプ、辛口タイプとそれぞれの特徴があって皆さんの好みに広く対応できそうです。
- レモンサワーの素を切らしているときに使うレシピもあわせてご紹介しました。こちらのレシピも美味しくておすすめです。
- レモンサワーを美味しく作る一番大切なコツはレモンサワーの素を使っても、オリジナルのレシピを使用しても炭酸水をいれる前にグラスを良く冷やしておくことです。これは温度が低い方が炭酸が抜けにくいからです。炭酸を抜けにくくするという意味では炭酸水をあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくことも効果的です。そして、炭酸水を入れたら炭酸が抜けるのを避けるために撹拌を最小限に抑えることです。