「ほたて」は駄菓子の「すもも漬」が大好きです。子どもの頃は容器に白いストロー刺してあの赤いシロップをちゅーちゅー吸ってました。
大人になってからもサワーの割りものとして重宝していたのですが、原料に食塩が入っているのが常々気がかりでした。
血圧を気にせずに思う存分「すもも漬」サワーが飲みたい「ほたて」は食塩不使用を第1の目標に再現を試みることにしました。
ちょうど6月は「すもも」の収穫の時期です。6月の中頃に九州での収穫が始まり、すもも前線は2ヵ月ほどかけて東北まで北上します。
ちなみに、駄菓子の「すもも漬」一つでサワー2杯がちょうどいい具合です。夏場のじめじめした夜にはピッタリの飲み物となっています。
【自家製レシピ】すもも漬の材料【駄菓子】
すもも | 1kg |
雑穀酢 | 1kg |
氷砂糖 | 1kg |
すもも漬の材料はすもも、雑穀酢と氷砂糖です。雑穀酢はリンゴ酢などを用いると爽やかな仕上がりになります。米酢は風味が合わないと思います。
【自家製レシピ】すもも漬けの作り方【駄菓子】
「すもも漬」を作る流れはすももを水洗いし、ヘタをとり、消毒液した容器へ氷砂糖と雑穀酢とともに仕込み2~3週間漬ければ完成です。
すももはとても美味しいフルーツなので、漬け終わった果肉も美味しく食べられます。「李下に冠を正さず」と言うぐらいなので、昔の人は隙あらば盗み喰いしたいくらい美味しいものです。今はコンプライアンス重視です(笑)
冷製パスタの具やドレッシングに活用しても美味しく召し上がれます。
【すもも漬】すももを水洗いする【駄菓子自家製レシピ】
すももは水洗いをします。今回はネットで1kg購入しました。無農薬ということなので、軽く水道水に浸け、汚れを取ります。
30分ほど漬けたら、水を切ります。
【すもも漬】すもものヘタをとる【駄菓子自家製レシピ】
すももにヘタが残っている場合は、ヘタを取ります。竹串などを使ってとるとやりやすいです。ちなみに、梅よりはとれにくいのが一般的です。
この作業を行う理由は漬け込みが進んできて、すももの水分が抜けてくるとヘタが取れてきてプカプカ浮いてきてしまうからです。
【すもも漬】すももの水分を拭き取る【自家製駄菓子レシピ】
材料を仕込む前にすももの水分をキッチンペーパーで拭き取ります。これは、水分が残っていると漬け込み時にカビや雑菌発生の原因となるからです。
【すもも漬】容器を殺菌する【駄菓子自家製レシピ】
容器もカビの発生や腐敗を防ぐためにアルコールを用いて殺菌します。キッチン用アルコールスプレーもしくはホワイトリカーを容器にスプレーしキッチンペーパーなどで拭き取ってください。
【すもも漬】容器に材料を仕込む【駄菓子自家製レシピ】
材料は氷砂糖とすももを交互に500gづつ仕込みます。これは、氷砂糖が徐々に溶けるための工夫です。容器をいっぱいまで使用するときは特に気をつけましょう。
すももと氷砂糖を仕込んだら、最後に雑穀酢を加えます。
翌日にはだいぶ水分が出てきて氷砂糖が溶けます。毎日少しずつ氷砂糖が溶けていきます。
【すもも漬】1日に1回容器を振る【駄菓子自家製レシピ】
氷砂糖が全部溶け終わってもしばらく毎日振る作業は続けましょう。これは容器内のシロップの上下で砂糖濃度を一定にしてあげるためです。この作業のおかげで徐々にすももから水分がでてきます。すもも付近の上部で砂糖濃度が低くなると、すももから水分が出にくくなってしまいます。
容器を振ってあげたときに液体にモヤモヤが出なくなるのが目安です。
【すもも漬】ソーダ割りやサワーにして飲む【駄菓子自家製レシピ】
漬け始めから2~3週間たつと、召し上がれるようになります。お酢の鼻をつくような香りがしなくなれば完成です。
飲み方としては、焼酎と炭酸水で割ったサワードリンクがおすすめです。もちろん、お子さんには焼酎抜きでよろしくお願いします!
サワーにしてもほんのり赤く色づいたのがとても素敵です。
「たけとり家」ではこの頃、冷たい飲み物をいただくときに、ダブルウォールのグラスを使っています。結露がでにくく、氷もとけにくく、おしゃれな優れものです。
ご紹介のボダムの製品は耐熱ガラスを使用しているので、ホットドリンクにも使用できます。ホットドリンクの場合も空気層があり、冷めにくくおすすめとなっています。
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まとめ
- 駄菓子の「すもも漬」が大好きでおうちで舌コピして作ってみました。
- 炭酸割りや焼酎割りにピッタリのサワーシロップが完成しました。お子さまにもお酒を入れなければ安心して召し上がれます。
- 食塩不使用なので、高血圧気味の方にもおすすめです。
- 駄菓子の「すもも漬」ってとても真っ赤な特徴的な色をしています。何でだろうと思っていましたが、実際に普通に作ってもあの色になることが今回のご紹介で明らかになりました。果肉が赤いタイプのすももを使用したので赤く色づいたのでしょう。