【緊急投稿】使い捨て手袋の再生方法【消毒】

掃除・洗濯
スポンサーリンク

今回は本来ならば1回の使用で捨てる使い捨てゴム手袋の洗浄・消毒方法をご紹介します。

先日は使い捨てマスクの洗浄・殺菌方法をご紹介しました。

関連のブログはこちら

【緊急投稿】使い捨てマスク洗浄の巻【再生】

マスクのみならず衛生用品である使い捨ての手袋も品薄になっていて入手困難とのことで、衛生的に再利用できる方法をためしてみましたのでご紹介します。

それではご紹介スタート!

【使い捨て手袋消毒に用いる材料】

使用済みの使い捨て手袋
(天然ゴム製のもの)
10ペア程度まで
水道水3L程度
中性洗剤ワンプッシュ

今回消毒を試みた使い捨ての手袋は天然ゴム製のタイプです。一般消費者向けに販売されているもののなかにはポリウレタン製や塩化ビニール製のものがありますがこれらはこれからご紹介する方法では素材の耐熱温度を超えてしまいます。

一般に広く使い捨ての手袋の再利用をおすすめするものではありませんがやむを得ず、再利用を考えて購入する場合は天然ゴム製の手袋をおすすめします。

また、一部の人には天然ゴム由来のアレルギー症状が出る場合がありますのでご注意ください。

使い捨て手袋の再生方法

洗浄・消毒の流れは中性洗剤で洗い、洗剤を落として電子レンジで加熱殺菌します。この方法は新生児むけの哺乳瓶を電子レンジで加熱殺菌するやり方の応用です。

中性洗剤を水に溶かす

洗浄に使う容器に水を3L程入れ、その中に中性洗剤(食器洗い用洗剤)を泡が立つくらい溶かします。だいたい、普通の洗剤ならワンプッシュ程度です。

使用済み手袋を投入する

今回、洗浄・殺菌するのは天然ゴム製の手袋です。天然ゴムは耐熱温度が約120℃程度まであり、電子レンジでの加熱消毒に耐えられますが、ポリウレタン製やポリ塩化ビニール製の手袋は耐熱温度が80℃程度なので今回ご紹介する方法は不適です。

手袋の材質については製品の箱やパッケージに記載がありますのでよく確認してください。

「たけとり家」では量販店で購入したものを2020年4月現在、使用しています。ネットではまだ購入できるようですので、改めて購入する際は注意してください。

洗剤で洗う

洗剤の中でよく泡をたてて洗ってください。このとき、内側も裏返して洗うことを忘れないようにするのが重要です。洗剤溶液を増やせばたくさん洗えますが、あまり多いと洗浄が不十分になる恐れがあります。10ペア程度が上限です。

洗剤をよくすすぐ

十分に洗浄が済んだらぬるま湯で洗剤のヌルヌルが落ちるまでよくすすいでください。このとき手袋の裏側も裏返して十分にすすいで下さい。

耐熱容器に洗浄済みの手袋と水を入れる

洗浄した手袋を耐熱容器に入れ水道水を50ml加えます。容器が大きい場合は、水道水を100mlに増やして下さい。

「たけとり家」ではポリカーボネート製の耐熱容器を使用しています。電子レンジにもそのままかけられるし、軽いのでとても重宝しています。

耐熱容器にラップをかけ蒸気抜きの穴をあける

水道水を加えたボールにラップをかけます。

ラップに1ヶ所、楊枝で蒸気抜きの穴を空けます。電子レンジで加熱した際に蒸気が抜ける穴です。

電子レンジで加熱消毒する

電子レンジの中に入れます。今更ですが、使用する耐熱容器は電子レンジに入るものを使用してください。

電子レンジの加熱条件は600Wー5分間で行って下さい。これは、哺乳瓶を加熱殺菌する際の条件と同じものです。加熱する水分の量も同じなので十分な消毒効果があると考えられます。

一般に新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスを含むエンベロープタイプのウイルスは100℃1分間の加熱で不活化されるとされていますので十分な条件であると言えます。

加熱消毒した手袋を冷まして干す

電子レンジから取り出した直後は非常に熱いのでやけどには十分注意して下さい。

取り出した手袋は直射日光の当たらない場所で干して下さい。注意が必要なのは裏表両方乾かすことです。

以上で天然ゴム製使い捨て手袋の洗浄・消毒についてご紹介を終わります。

まとめ

  • 天然ゴム製使い捨て手袋の洗浄・消毒のご紹介をしました。
  • 使い捨て手袋を再利用することは決しておすすめいたしません。やむをえず再利用する際は自己責任で実施して下さい。

タイトルとURLをコピーしました