【高速】Androidスマホ用にAliexpressでUSB-C対応の急速充電器を買う!の巻【携帯にもおすすめ】

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先日スマホを新しくしました。比較的、新しいAndroidTM機種なので、充電プラグにはUSB-C®を使用します。しかも、割と大容量の電池を搭載した「XperiaTM10Ⅲlite」なので、高速充電器でないと充電が終了するまでに時間がかかってしまいます。妻の「かぐや」も「oppo® reno5a」を使用しているためUSB-Cを通して充電します。

「たけとり家」にはUSB-C対応の高速充電器が1つしかなく、ノートパソコン2台もUSB-Cを通して充電を行っています。そのため、数が圧倒的に足らなくなってしまいました。そこで新しく購入しようとしたところ、国内ネット通販では2,000円以上と比較的高額な価格帯であることが判明!

ということで時間はかかるものの海外通販で格安ゲットしようということになりました。

ただし、海外製の充電器を販売・転売目的で日本国内に輸入する場合には、電気用品安全法に基づきPSEマークを取得しなければいけません。個人輸入・自己使用の場合はPSEマークの取得の必要はありませんが、安全性を確認し、発火や充電するスマホやパソコンを、故障や事故なく使用するのは自己責任になります。

自己責任であることを認識し、日本で購入する1/3-1/2程度の価格の高品質品をゲットして快適なスマホ生活を送りましょう。

それではご紹介スタート。

【Androidスマホ】充電器に必要な性能【USB-C】

スマホやタブレットが一般的な存在になってから、USBはデータのやり取りだけではなく、給電のインターフェースとして重要な存在となっています。

iPhone®はまだlightningケーブルという独自規格を使用していますが、供給側はほぼUSBを使っています。iPad®やMacBook®のインターフェースは既にUSB-Cになっているそうなので、iPhoneもいずれ移行する可能性もあると考えて良さそうです。

Androidスマホに至っては、私達の生活に浸透してきた2010年ころには既にmaicroUSB規格を使用していたように記憶しています。最近の新機種はほとんどUSB-Cを採用しています。

もともと、USBはデータのやり取りをメインに考えられていた規格で、電力供給は副次的な機能に過ぎず、スマートフォンの普及にともなって広く活用されるようになった電力供給のインターフェースとしての使い方は想定されていませんでした。

その電力供給用のインターフェースとしての使い方を拡張するための規格がPD規格であったり、QC規格であったりします。

つぎにPD規格とQC規格について詳しく説明していきます。

【Androidスマホ】USB PD(USB Power Delivery)規格【充電】

USB PD(USB Power Deliverry)規格は、従来は4.5wまでの電力供給しかできなかったUSBの給電機能を拡張し、100wまで可能にする規格です。充電される側の対応にもよりますが、20倍以上のスピードで充電されることとなります。

PD規格に沿った充電を行うためには、電力を供給するアダプターとスマホなどの充電される機器の両方がPD規格に対応している必要があります。片方が対応していないと、従来の4.5wを最大とした電力供給となります。また、充電に使用するUSBケーブルもPD規格に対応していることが必要です。

【Androidスマホ】クイックチャージ(Quick Charge)規格【充電】

QC(Quick Charge)規格とは、アメリカのQualcomm社が策定した充電規格で、従来のUSBを用いた充電よりも高速で充電が可能です。従来は充電器側とスマホ側の両方がQC規格に対応していれば、USBの仕様に反して細かく可変で電圧と電流を変化させ高速で充電する機能を持っていました。

最近のQC4.0(バージョン4.0)以降のルールでは、先ほどご説明したPD規格に則ったうえで高速充電を行う規格となっています。そのため従来の細かく可変で電圧と電流を変化させる機能は使用できなくなり、逆に充電に時間がかかるようになっています。

そのためQC3.0以前の対応機種を持っていなけれは気にしなくていい規格です。なおQC3.0のことをドコモでは「急速充電3」と呼んでいるようです。

あと、ちなみにQualcomm社とはスマホなどの心臓部の半導体を製造しているメーカーです。QC規格への対応は半導体製品という基本的な部品から実施されています。

100W対応USB-Cケーブル

充電器とスマホなどの機器がPD規格やQC規格への対応が必要なのと同時に2つの機器を接続するUSBケーブルも各々の規格に対応している必要があります。100W対応と書いてあるUSBケーブルはPD規格対応と考えられます。QC規格に対応しているかはそれぞれの製品の説明を確認する必要がありますのでご注意ください。

【Androidスマホ充電】QC・PDに対応したUSB対応充電器【高速】

QC・PD規格に対応した充電器は家電量販店やWEB通販で購入することが可能です。日本で充電器を販売する場合はPSEマーク取得など安全規格を満たす必要があります。ただ、購入者はPSEマークのあるものを使用する必要は無く、安全管理は使用者の自己管理に任せられていると言えます。

そのため、海外通販を通じて海外製品を購入して日本国内で使用することは何ら制限はありません。余計な検査コストがないぶんだけ、国内で購入する1/2以下の価格でお得なのも事実です。リスクマネージメントを自分でできる方は海外ネット通販を通じて購入するのもおすすめとなっています。

私自身、在宅時以外は使用しないなどのマイルールを設けてお得な海外製品を使用しています。それでは国内外のおすすめ充電器を紹介していきます。いずれも、私自身が購入したか、もしくは購入を検討した商品です。

【PD/Power Delivery】日本国内のネット通販で探す高速充電器【QC/Quick Charge】

日本で販売している充電器はネット通販も含めて電気用品安全法により適合性試験をパスしPSEマークを表示することが義務付けられています。そのため、ある一定の安全性は確認されております。日本のネット通販でのラインナップを見てみましょう。

Aisea PD 充電器 USB充電器 65W

Aiseaの65wPD規格対応充電器はUSB-Cのポートが2つついておりノートパソコン各種対応となっているのでPD規格にそった20Vでの出力が可能です。私が65Wの充電器を検討したのも古めのMacBookとDynabook®の充電用です。20Vでの出力が必須となっています。

もちろん日本国内むけの販売なのでPSEマークの取得・表示済商品です。

Anker Nano II 45W

Ankerの45wPD規格対応充電器です。USB-Cポートが一つで最大で20Vの出力が可能なようです。この充電器も20V出力が可能なので想定していたMacbookとDynabookの充電が可能です。

Ankerは充電器やモバイルバッテリーを扱う中国本土に本社を置く企業で創業者はアメリカのグーグル社で勤務経験のあるスティーブン・ヤン氏です。創業はアメリカ国内となっています。現在、日本国内のマーケティングは日本法人が手がけており、自治体と災害時に電源供給に関する供給を結ぶなどの取り組みを通じて社会的貢献を行う企業となっています。

顧客のニーズを重視する方針から、ユーザーサポートには正社員を配置しており、その対応は「神対応」として定評があります。

PD 充電器 30W 急速充電器 2ポート

30WのノーブランドのPD対応充電器です。日本向け販売なのでPSEマークは取得済となっています。最大30W出力とのことなので15V給電が最大電圧となります。PD対応機種はノートパソコンも充電が可能ですが、 古い未対応の機器は20Vでの給電が必要となりますので、ノートパソコンでの使用を考えている場合は注意が必要です。

Viviber 急速充電器 ACアダプター

Viviberの20wPD規格対応充電器です。9Vが最大の給電電圧になります。Viviberというメーカについて調べたのですが詳細は不明でした。20wですと急速とは言えないかもしれません。

【PD/Power Delivery】海外通販で探す高速充電器【QC/Quick Charge】

海外通販で充電器を購入しても日本国内の販売に関する法規制を受けるわけではないので安全対策や仕様の確認は全て自己責任になります。その代わり検査コストがかかっていない分安く入手できるのです。

安全に対するチェックポイントとして私達が確認できるポイントとしては海外の安全基準を参考にしてみるのもひとつの方法です。例えばEU域内で販売する際に必要な「CE」マークやアメリカでの「FCC」認証が挙げられます。「FCC」認証とは周辺の電波通信に干渉しないことを確認した認証です。

もうひとつが購入者の口コミです。短期間で使用ができなくなったり、そもそも不良品が発生している商品は避けたほうが無難です。

それでは実際の商品を見てみましょう!

TVSPower 65w PD/QC対応USB充電器

TVSPOWERというメーカーの20V出力に対応しているPD規格対応充電器です。実際に購入した充電器はこちらの機種となっていて、パソコンメーカーが推奨する方法ではありませんが変換アダプタを介してMacBook late2009とDynabook R732で使用しています。

今のところ、半年以上問題なく使用しています。

Maerknon PD 30W+QC 18W 4ports USB Charger

MaerknonというメーカーのPD規格対応30W充電器です。30W対応なので15V給電となっています。PD対応のノートブックパソコンやスマホに最適な充電器となっています。

 USLION PD30ワットUSB C急速充電器

実際に新たに購入したのはこのUSLION社製のACアダプターです。以前ここのメーカーのUSBケーブルを購入したことがあり、ACアダプターも購入してみました。30W-PD規格対応充電器なので15V給電が可能となっています。

サイトにはヨーロッパのCE規格、アメリカのFCC規格に適合しているという表示がありました。日本の法律ではないのですが、ある程度の安心材料になるのではないでしょうか。

PSEマークについて

日本のネット通販サイトなどにはPSE認証済などの文言で品質を保証している製品がありますが、PSE認証がない機器を使用することになんの規制もありません。また、お金を得る目的もしくはそれに付随する目的での輸入ではない限りPSE認証のない製品を個人で輸入することになんの法規制もありません。

そもそも充電器のPSE認証とは日本の国内法である電気用品安全法という法律によって定められている認証機関によるテストに合格したという証です。

販売目的で製造や輸入を行う場合、万が一粗悪品により事故が発生したら影響が大きいので規制しましょうというのが法規制の趣旨です。

電源プラグの形状と電圧について

中華ネット通販サイトのアリエクで電化製品を購入すると、だいたい電源プラグの種類が以下の3種類選べます。

  • アメリカのUSタイプ(日本もこのタイプを使用しています)
  • イギリスのUKタイプ
  • 欧州のEUタイプ

電圧については100-240V対応が一般的でユニバーサル対応となっています。ちなみにアメリカはプラグの形こそ日本と一緒ですが、電圧は若干高めで120Vです。イギリスは220Vで欧州では国によって若干の違いはありますが、220−240Vが一般的です。

日本での使用を前提としているときには100V対応でUSタイプのプラグを選択すれば良いでしょう。100-240V対応の製品でしたら問題なく使用が可能です。

過充電防止装置について

ACアダプターを探すときに他のサイトで情報収集していたら、USB充電器はPSE認証マークが表示してあって、過充電防止装置が付いているものが安心という記載がありました。ちなみにUSB充電器に過充電防止装置はまずまずついていません。なぜなら過充電防止は電池やスマホ本体で対応するものだからです。

唯一、充電器関連で過充電防止装置が付いている充電器といえば充電式ニッケル水素電池の充電器だと思います。乾電池の代わりに使うやつです。あのタイプの充電池は充電池本体に過充電防止装置をスペースの問題で搭載できないので高性能な充電器にはその機能が付属しています。

まったく、いい加減な記事を書くのも困ったものです。

まとめ

  • スマホ用とノートパソコンの充電用に使用するUSB充電器を中華ネット通販のAliexpressで購入しました。日本で買う製品の半額くらいで購入できます。
  • 日本で販売しているUSB充電器が割高なのは国内で販売するため電気用品保安法の規制に基づいてPSE認証を取る必要があるというのが理由の1つです。個人輸入して個人使用する際は電気用品保安法の規制は受けません。
  • 日本のネット通販で売られているUSB充電器には「過充電防止装置がついています」などのセールストークで安全性をうたっているものがありますが、過充電防止装置は充電されるスマホなどの機器側に付いている機能です。でたらめな商品説明にだまされないようにしましょう。

Appendix

  • Android は Google LLC の商標です
  • USB Type-C, USB-CはUSB Implementers Forumの登録商標です
  • Xperiaはソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の商標です
  • OPPOは、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications Corporation Ltd. © 2010 OPPOの登録商標です。All rights reserved.
  • iPhoneはアイホン株式会社の登録商標です
  • iPadおよびMacBookはApple Inc.の登録商標です
  • DynabookはDynabook株式会社の登録商標です

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