「ほたて」は海外のサイトで買い物をします。日本のネットショッピングでは急ぎのものや食料品、海外のサイトでは時間的に余裕があり、価格的に安いものを購入するといったふうに使い分けをしています。
最近話題の中国に本部を置くアリババグループが運営する個人向けイー・コマースサイト「AliExpress」を利用するために「Visaプリペ」という国際ブランド付きプリペイドカードを作ったお話をご紹介します。
海外通販の支払いは基本的にクレジットカード決済です。やはり、詐欺や事故などのトラブルが怖いのでカード番号を海外サイトに入力するのはとっても躊躇します。国際ブランド付きプリペイドカードは万が一、詐欺やトラブルに遭っても被害額がプリペイドカードにチャージした額だけでおさえられる使い方が出来る点がメリットです。
いままではアメリカに本部をおく「eBay」というイー・コマースサイトを中心に利用してきました。こちらは商品が届いてから売り手に代金支払いが確定する「PayPal」というサービスを利用してきました。しかし「AliExpress」は「PayPal」を活用した使い方が出来ません。最近、「PayPal」を使用できるようになったようです。さらに便利になりました!(2021年10月15日追記)
その使い方の解決策が「Visaプリペ」です。
それではご紹介スタート!
海外通販で国際ブランド付きプリペイドカードを使う理由
海外通販を始めようと考えている方が心配に思うことはおそらく2つです。1つ目は語学に関する点、2つ目は詐欺や不正利用などのトラブルに巻き込まれるのではないかという点です。
「ほたて」も実は上に挙げた2点が本当に心配でした。心配だからこそ、自分なりに調べて納得して自分なりに使い方を工夫しながら海外通販を活用しています。
1つ目の語学に関する点はあまり心配いりません。実は「AliExpress」は自動翻訳ですが全部日本語化されているため、中国語や英語を使う必要がありません。本当に全くありません。そうゆう使い方でも大丈夫です!
まだ、起きてないのでなんとも言えませんが、荷物の不着などでお店とやり取りが必要になれば簡単な英語でやり取りすれば大丈夫かなといった感じです。中学校レベルの英語で十分です!なんならGoogle翻訳を活用した使い方でも十分対応可能だと考えています。
2つめの詐欺については日本国内でのネット販売と同様に口コミをよく確認する使い方が重要です。とくに写真付きの良い評価がある場合は信用度がUPします。「AliExpress」の場合は★4.5以上の商品を中心に選ぶような使い方をしています。評価コメントも自動翻訳ですが日本語に翻訳されるのでほぼ理解できます。また、出店しているお店の評価項目もあるのでそちらも好意的な評価が90〜95%以上のお店を選らぶような使い方が安心です。
「AliExpress」のルール自体も商品が届いてからお店へ代金が支払われる仕組みになっているので大々的に詐欺を行っているようなお店は長期的には存在しないことになっています。その点では評価件数が多い事も目安になり、ここに注目した使い方も重要です。
「AliExpress」の支払いですが、基本的にクレジットカードを使用します。カードのデータは出店しているお店には通知されない仕組みになっているそうなので本来は「AliExpress」を信じる限り、不正利用はないはずです。
でも、でも、やはり海外通販なのでなにがあるかわかりません。万が一の場合、カード会社と海外通販に関するやり取りを行うのもなにか、大変な予感がします。
そこで使用をおすすめするのが海外ブランド付きのプリペイドカードを活用する使い方です。海外ブランドとは「VISA」、「Master」、「American Express」や「JCB」といわれるクレジットカードに記載しているマークのことです。
これらの会社の決済システムを利用出来るプリペイドカードがあります。なんと16桁の番号をクレジットカードと同じように持ち、クレジットカードと同じような使い方が可能です。さらにプリペイドカードのためチャージした金額しか使用できないため、万が一不正利用されても被害はチャージ金額のみに限定されるような使い方が出来ます。
海外通販のうようなイマイチ、不正請求などが不安なときにおすすめの決済方法となっています。
類似のサービスで国際ブランド付きのデビットカードサービスというものがありますが、こちらは銀行口座と紐付けてクレジットカード決済の決済方法に準じて使用できるサービスです。
万が一の不正利用の際は銀行口座のすべてのお金が利用されてしまいますのでプリペイドカードと比較してもセキュリティー対策として優れている使い方が出来るとは限りません。
国際ブランド付きプリペイドカードは「Visaプリペ」がおすすめ!
実際にプリペイドカードを作るにはプリペイドカードサービスを提供しているカード会社や信販会社のwebサイトからほぼ全て申し込みが可能です。「ほたて」がおすすめするのは「三井住友VISAカード」が提供している「Visaプリペ」です。理由は次に説明する3つです。
- 国際ブランドのVISAだから
- クレジットカードのスマホアプリ「Vpass」と連携した使い方が可能だから
- 三井住友VISAのクレジットがあれば手数料無しで任意の額をチャージする使い方が出来るから
ではそれぞれの理由を詳しく説明していきます。
理由1:国際ブランドのVISAだから
「AliExpress」で使用可能な国際ブランドは日本がメインの「JCB」も含めてメジャーなところはほぼ使用できるようです。ただ、「JCB」の使用はショップによって断られるとの情報もあるため、日本での使い勝手も考慮して「VISA」を選択しました。
「VISA」ブランドのクレジットカードのうち「ほたて」が持っているのは「三井住友VISAカード」です。そのためこのカードを利用する使い方を選択しました。
「三井住友VISAカード」はスマホアプリ「Vpass」も使いやすく、普段メインに使っているカードです。
理由2:クレジットカードのスマホアプリ「Vpass」で連携できる
「Visaプリペ」のチャージ、利用履歴の確認やセキュリティー設定はWEBの会員サービスで行います。この会員WEBサービスは「Vpass」と連携した使い方が可能です。
チャージ額、利用履歴確認やチャージがクレジットカードのスマホアプリで確認が可能です。これはすごく便利!特に海外通販用に作ったプリペイドカードです。ネットのでの使用がメインなので利便性がとても高い使い方となっています。
理由3:三井住友VISAのクレジットカードがあれば任意額を手数料無料でチャージ出来る
国際ブランド付きのプリペイドカードをチャージする場合、数千円単位の場合が一般的です。「Visaプリペ」を利用する場合、「三井住友VISAカード」から任意額をスマホアプリをもちいて手数料無料でチャージするといった使い方が可能です。
他のカードからチャージする場合や銀行口座からチャージする場合は手数料がかかるようです。
それでは実際に「Visaプリペ」の作り方を見ていきましょう。
「Visaプリペ」の作り方
「Visaプリペ」の作成はWEB申込みが便利です。ネットで申し込みを行うと、郵便局から本人限定受取郵便の案内が到着し、郵便局に受取日時を連絡すると指定した日時にカードを持ってきてくれます。郵便局員を通して運転免許証などで本人確認ができるとカードを受け取れる仕組みとなっています。
三井住友VISAカードを持っていない人は先にこちらを作るのがおすすめ
「ほたて」は「三井住友カード」をすでに持っていたので改めて新規に作ることはありませんでしたが、持っていない方は改めてつくることもおすすめです。
おすすめの点としてはアプリが使いやすいことと、年間の使用実績に応じてポイントの付与率がUPすることではないでしょか。
「ほたて」の場合、生活に必要な支払いのうちカード払いできるものはカード払いをするといった使い方をしているので年間の使用履歴はそこそこの額になります。
「Visaプリペ」をつくる
それでは「Visaプリペ」のWEBサイトに行ってみましょう。こちらの「今すぐ申し込む」をクリックすると規約の確認ページに移ります。
この規約に問題がなければ「申し込む」をクリックするとメールアドレスの入力欄のあるページに移ります。
メールアドレスを入力して、送信を押します。
すぐにメール送信完了を示すページになります。
ここでメールを確認するとメールが来ていました。登録したメールにはすぐ正式申し込み先のリンクが送られてきますので、有効期限内の24時間以内に登録を済ませます。
メールに記載のあるリンクをクリックすると住所、氏名、電話番号などの登録を行うページに移ります。
確認ボタンを押して正式登録を終了します。
先程登録したメールアドレスに登録受付終了のメールが届きます。
「ほたて」の場合、申込み翌々日の朝に発行準備の完了と郵送の手続き完了の案内がきました。
「Visaプリペ」は本人限定受取郵便での発送ですので、更に2日後に郵便局から配達日時を照会する封書が届きました。
この案内に沿って、FAXもしくはTELにて配達日時を指定し、免許証を本人確認書類として提示することによって無事、カードを受け取れました。なお、本人確認書類は写真付きのものが求められるようです。
「Visaプリペ」を「AliExpress」で使う
早速届いた「Visaプリペ」にお金をチャージし「AliExpress」で使用してみることにしました。まずは「Visaプリペ」のマイページに登録をします。
「Visaプリペ」のWEBサイトにアクセスすると右上に「ログイン」ボタンがあります。ここをクリックするとログインページにうつります。
ログインページを下にスクロールしていくと「会員登録はこちら」リンクの貼ってあるとこがありますのでここをクリックしてください。
送られてきたカードの情報などを入力して会員登録は終了です。このアカウント情報を「三井住友VISAカード」「Vpass」アプリとリンクさせるとスマホのアプリからチャージするといった使い方が可能となります。
では「AliExpress」で使用してみましょう。
PCサイトでは問題なく使用できました
イー・コマースサイトを利用したことある方なら、使い方は簡単です。難しいことは何もありません。決済も問題なく実行され、「AliExpress」から決済完了のメールを受信しました。その後、各ショップからは発送完了のメールも送信されてきたので、なんら、問題なく使用されていると判断しています。
三井住友VISAカードのスマホアプリ「Vpass」上でも「Aliexpress」から決済処理を行った履歴が反映していました。
これで無事商品の到着を待つだけです。楽しみです! → 実際に初めてオーダーした品物は何点か届き始めています。だいたい、早いもので2週間位でしょうか?
スマホのサイトからは注意が必要かも
実はPCで決済を行う前に、スマホのブラウザから決済を試みていました。何ら問題なく使用できると思っていたのですが「通貨が対応してません」という意味のエラーメッセージがが出てしまい、使用不可でした。
そこで改めてPCサイトで今回の「Visaプリペ」を使用してみたところ上で書いた通り問題なく決済が通りました。
その後、PCで登録した「Visaプリペ」をスマホのブラウザ上から決済に使用しても問題なく使用できたので、プリペイドカードに起因するエラーではなく、新規にスマホのブラウザからカードを登録するといった使い方をするとエラーメッセージ出る場合があるのかもしれません。
実は、予めスマホ上の決済ではプリペイドカードは使用できない場合もあって、その場合なぜかPC上では出来ることがあるとの情報を得ており、それを試してみたという形になってしまいました。
チャージのタイミングはどこで?
「ほたて」はプリペイドカードにチャージするのは「買い物かご」から決済手続きや発送先の登録などを終わって、金額が確定しあと実行ボタンを押すだけというタイミングで行う使い方が出来ます。
この使い方が出来るのが「三井住友VISAカード」と「Visaプリペ」の組み合わせが優れている理由です。「Aliexpress」は日本円建てでの支払いが可能となっています。各国の通貨を選べるようになっており、日本円にも対応しています。
日本円を選んでおけば、決済金額がほぼ確実にわかるのでこういった使い方も可能となります。
海外通販で複数の通貨が選べる場合でも通常は米ドル建てのほうが安くなっていることが多いですが、「Aliexpress」を確認したところ日本円建ての決済金額のうほうが安価なような気がします。確認したのは一部商品なので今後、傾向を確かめて見たいと思います。
まとめ
- 中国のイー・コマースサイトである「AliExpress」を利用するために「三井住友VISAカード」のプリペイドカードサービス「Visaプリペ」を利用し、問題なく使えました。
- 「Visaプリペ」の利便性は「三井住友VISAカード」と連携が簡単でスマホアプリでもチャージ、履歴確認、残高確認といった使い方をすることが可能です。
- これから「たけとりはうす」でも「AliExpress」の商品や使い方をたくさんご紹介していきたいと考えています!