料理研究家のコウケンテツさんをご存知でしょうか?YouTubeで料理系の動画をアップしている方です。
男料理的なガッツリメニューを、動画で美味しそうに紹介してくれる研究家さんで、コンセプトの一つが「Brown is beautiful」。
どこの家庭にもあるような材料をメインに使っているので、毎日のメニューに最適だなぁと思って拝見しています。
名前のとおり在日の方でルーツは朝鮮半島にあるみたいです。
そのため頻繁に韓国の食器やキッチンツールが出てきます。その中で「マッコリカップ」というとても便利そうなツールが登場したので私達も調べて購入してみました。
さらに!料理で使うことをメインで考えているので、コウケンテツチャンネルで登場するものよりも丈夫な素材のものをチョイスしました。
それではご紹介スタート!
【韓国食器】マッコリカップとは
マッコリとは朝鮮半島で飲まれている醸造酒で、日本でいうどぶろくです。米を主原料としており、日本酒との違いは甘みが強いのと、アルコール度数が低いことです。
マッコリは古来、各家庭で作られていた家庭醸造酒です。農民が農作業のできない雨の日に飲むお酒だったこともあり、簡単な容器がマッコリを飲む器として定着したようです。ヒョウタンを半分に切った柄杓ですくって飲んでいたとか。
現在でもアルマイトのヤカンにアルマイトの器で飲むというのが一般的なようです。20年以上前の話になりますが、東京御徒町にあった韓国街の焼肉屋では自家製マッコリというのがヤカンに入って出てきました。酒税法を遵守してたことを切に願いますが、とても美味しかったのを記憶しています。
庶民的文化をルーツにもつマッコリカップは、飾らない200〜300ml程度のアルマイトの器であることが一般的です。取っ手が付いているものとついてないものがありますが、料理研究家コウケンテツさんがキッチンツールとして使用しているものは、取っ手のついたアルマイト製です。
料理研究家コウケンテツとは
コウケンテツさんは大阪生まれの料理研究家で、母と姉も料理研究家・フードコーディネーターという料理一家に育ちました。家族で囲む食卓の大切さをコンセプトに、料理本やYouTubeに取り組んでいるそうです。
韓国料理だけではなく、エスニック料理、イタリアンや日本の家庭料理など活躍するジャンルは多岐にわたっているのが特徴です。著書や動画で紹介される料理はいずれも専門的な材料や特殊な材料を使うことを極力避け、日本の一般家庭にある材料を中心にレシピを組み立てており、私たちもとても挑戦しやすいメニューとなっています。
そんなYouTubeのコウケンテツチャンネルでキッチンツールとして使用しているのがマッコリカップなのです。取っ手のついたミニボールとして調味料を混ぜたり、とき卵を溶いたりと活躍しどころは多岐にわたっています。
キッチンツールとして選ぶマッコリカップ
マッコリカップは本来、マッコリを飲むための酒器です。そのため素材もそれほど耐久性を必要としていないためアルマイト製です。また、容量も150mlから大きくても300ml程度のものが中心となっています。取っ手もついていて柄杓として使えるものと、お椀型の2パターンがあります。
そんな中でキッチンツールとして使い勝手の良いタイプについて、使ってみての感想をまとめてみました。
【マッコリカップ】キッチンツールとしておすすめの素材
マッコリカップの素材として代表的なものは、アルマイト製とステンレス製のものです。酒器としてのみ用いるのならアルマイト製のものが軽くて、価格も安くおすすめです。
ただキッチンツールとして使用する場合はステンレス製のものをおすすめします。なぜなら、ステンレス製の製品のほうが耐蝕性に優れているからです。
アルマイトとは、アルミニウムに酸化皮膜の処理を行い錆びにくくした素材をいいます。酸化被膜があるため多少は耐性がありますが、基本的には酸性やアルカリ性の食材に弱い特徴を持っています。そのためお酢や梅干しをたくさん使った調味液などを長時間入れておくのに不安な面もあります。
様々な調味料などを扱うキッチンツールの場合はステンレス製のほうが適しています。
【マッコリカップ】キッチンツールとしておすすめの大きさ
料理でタレを混ぜるときに使用する容器は、200〜300ml程度が使いやすいのではないでしょうか?それ以上の容量になると500mlほど、この容量を目一杯使用して片手で取っ手を持ちながら使用するのはちょっとつらいシチュエーションではないかと思います。
取っ手ありが便利なのは、200〜300mlの容量と言えるでしょう。
キッチンツールとしてのマッコリカップおすすめポイント
マッコリカップは機能的に優れていて、キッチンツールとして使いやすい面があります。調理器具として作られたものではないのにと驚きです。
【マッコリカップ】スタックができる【オススメポイント】
マッコリカップは本来の使い方は酒器です。普段は食器棚にしまっておくのが一般的でしょう。そのためスタック(重ねて片付けること)がしやすい位置に取っ手がついています。
同じような使い方の出来る計量カップでは、スタックがなかなか難しい物が多いのが一般的です。複数個用意したい場合などは長所となるのではないでしょうか。
【マッコリカップ】ぶら下げて収納ができる【オススメポイント】
取手がついているため、キッチンの袋戸棚やぶら下げ収納の位置にぶら下げてスタンバイしておけます。ちょっとしたかき混ぜ用途に使うことが多いツールです。この保管方法はとても便利!
わが家では袋戸棚に差し込んで使うタイプの収納ツールを使用してぶら下げています。
【マッコリカップ】取手がついていて持ちやすい、汚れない【オススメポイント】
マッコリカップを料理道具として使って便利なのが調味料を混ぜたり、ドレッシングを作るときです。取手がついているので手に持ったまま混ぜられるのがとても便利。我が家で使用しているのは200mlの容量のタイプですがサイズ感もぴったりです。
混ぜるときにステンレスのマッコリカップに金属の泡立て器を使うと嫌な音がするため、我が家ではステンレスにシリコンコートがしてある泡立て器を使用しています。変な音も立たず、きれいに洗えて耐久性も問題なしです。
先日は天ぷらのコロモをつける際に使ってみました。ボールを使うと手が汚れることが多く、ちょうどいいサイズがないので使い勝手もいまいち。
容量200mlだと家族3〜4人分の天ぷら調理に最適です。
【マッコリカップ】ステンレスなので塩分やお酢の強い食材もへっちゃら【オススメポイント】
アルマイト素材は強い酸や塩分に弱い傾向があります。
30代以降の方で幼稚園などにお弁当を持っていってた方は「お弁当に梅干しいれちゃだめ!」と言われたことを記憶されていると思いますが、まさにアルマイト素材が強い酸や塩分に弱いことが理由となっています。
穴が空いてしまいます。
「お酢とか塩とか使わないから大丈夫だよ!」と言う方をのぞき、ステンレス製のマッコリカップを使うことをおすすめします。
ご紹介のアリエク商品なら1個300円台で非常にリーズナブル!おすすめです。
まとめ
- 料理研究家コウケンテツさんがYoutubeチャンネルでキッチンツールとして使っているマッコリカップが調理器具としてとても優秀です。
- マッコリカップはドレッシング作り、調味液作り、天ぷらの衣付けなど本当に重宝します。
- 中華通販サイトアリエクなら、マッコリカップの素材として一般に使われているアルマイトの上位互換になる、ステンレス素材を用いたマッコリカップが1個300円台で購入できます。