【美味しい】芯まで美味しい台湾パイナップルを食べるの巻【甘い】

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今日は初めて食べた話題の台湾産のパイナップルについての感想です。普段食べているフィリピン産のパイナップルと比較すると甘くて、酸味控えめです。芯まで食べられるという噂の通りに「おそらく今食べてるの芯だな」というところまで食べられます。

最近話題の台湾産パイナップルは例年、地理的に近い中国への出荷が多く、日本にはあまり入荷がない状況でした。理由はいくつかあります。

  • 台湾のパイナップルは完熟してから出荷するため、長距離の輸送に適さず、中華民国(台湾)国内と中国大陸が主なマーケットとなっていました
  • 美味しい台湾産パイナップルは高級食材として中国大陸の方たちに大人気でした。そのため日本国内での取り扱いは一部の高級スーパーや百貨店に限られていました
  • 日本では価格的に競争力のあるフィリピン産パイナップルが人気で台湾産パイナップルの人気は限定的でした

そんな台湾産パイナップルですが、中国政府が防疫を理由に3月1日より、禁輸措置を取ってしまったのです。中国市場向けには例年、約4万トンの出荷がありました。その分がいきなりの禁輸措置で出荷先を失っていたような状況です。先ほどご紹介したとおり完熟パイナップルは輸送の問題で、近隣の数カ国にしか出荷出来ません。

そこで日本市場に例年より多く入荷があるのです。ちなみに、台湾産のパイナップルに関して、昨年の秋から問題の害虫の発生はなく中国以外の国は防疫の必要はないと判断しています。

【美味しい】台湾パイナップルはどこで買える?【甘い】

台湾パイナップルを食べよう 】日本で買える場所をみんなで共有しよう!!

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台湾パイナップルはネットで確認すると、すでに皆さん近所のスーパーで購入しているみたいです。

「たけとり家」でも近所のスーパーでカットパインになっている商品を購入しました。

先週くらいまでは一部の大型スーパーなどに扱いがある程度だったのに一気に広がりました。

「かぐや」の勤務先近くにある都内の昔ながらの八百屋さんにも並んでいたそうです。おそらく青果市場にも入荷があるのでだと思います。

【美味しい】台湾パイナップルの特徴【甘い】

台湾産のパイナップルの特徴は甘くて酸味抑え目な事があげられます。他にも次にあげられるような特徴があります。

  1. 台湾パイナップルを代表する品種は台農17 号(金鑚)という品種です。柔らかく甘味が強く芯まで食べられるのが特徴です。
  2. 台湾パイナップルは完熟してから出荷するのであまり日持ちせず、冷蔵庫保存が基本です。
  3. 台湾パイナップルは我々が普段食べているフィリピン産のパイナップルと比較すると口がヒリヒリしにくい特徴があげられます
  4. 台湾パイナップルは日本で一般的なフィリピン産のパイナップルと比較すると倍くらいの価格帯で販売しています
  5. 台湾パイナップルの歴史は戦前からあり、以前は日本でも一般的に販売されていましたが、フィリピン産の安価品におされ、競争力を失っていました。

それでは特徴について詳しく確認してみましょう。

【柔らかい】台湾パイナップルの品種【甘い】

台湾パイナップルを代表する品種は3種類です。いま、日本に多く入荷のある品種は台農17 号(金鑚)と言われる品種です。

台農17 号(金鑚)は甘く柔らかいことが特徴で完熟出荷する事により芯まで食べられます。

次にご紹介するのが「牛奶鳳梨」という品種で果肉は真っ白なパイナップルです。日本語にすると「牛乳パイナップル」ですね。

このパイナップルは一般的に台農17 号(金鑚)より甘く、台農17 号(金鑚)と同様に芯まで食べられる果肉の柔らかさが特徴となっています。

最後にご紹介するのが「台農3号(土鳳) 」です。このパイナップルは酸味が強く加工用に適しているとのことです。

台湾のお土産として目にする機会が多いのがパイナップルケーキです。加工食品用に適したパイナップルもあるようで、火を通したあとにおいしくなるような特徴を持っています。

もともとパイナップルケーキは台湾パイナップルが他の東南アジア諸国産のものにおされたため加工製品として保存性と商品価値を高めるために開発された経緯を持っています。また、ドライフルーツや缶詰など加工食品は多くの種類があるのこういった食品で台湾のパイナップルを堪能するのもおすすめです。

【柔らかい】台湾パイナップルは完熟出荷【甘い】

パイナップルは収穫されてしまうとそれ以上果肉の糖分が増しません。これは、茎でデンプンが分解され、果肉へ糖分として供給されるためです。果肉にはデンプンはあまり含まれておらず、収穫後の追熟は期待できません。

そのため、もとから甘い果肉の品種を完熟するまで収穫せずに育てることが美味しいパイナップルを収穫する決め手だそうです。

今後は台湾パイナップルという選択肢もふえ、どちらのパイナップルが日本市場で支持を得るか注目をしていきたいと思います。

【柔らかい】台湾パイナップルは口がヒリヒリしない【甘い】

台湾パイナップルの私たちに嬉しいもう一つの特徴は口がヒリヒリなりにくいことがあげられます。パイナップルにはブロメラインというタンパク質分解酵素が含まれています。このブロメラインの働きで口や唇などの皮膚を分解しヒリヒリすることがあるのです。

台湾パイナップルはブロメラインの働きが比較的弱いのでしょうか?普段食べているパイナップルと比較してヒリヒリしにくいといった感想がちらほら見受けられます。

【柔らかい】台湾パイナップルはお高めの価格帯【甘い】

台湾パイナップルは今まで私たちが食べていたパイナップルと比較するとだいたい2倍程度の価格帯で売られています。味が優れている点や芯部分が食べられて歩留まりが良い点を指摘して適正価格なのではないでしょうかという意見がツイッターなどで結構見受けられました。

【柔らかい】台湾パイナップルは歴史が深い【甘い】

台湾パイナップルの栽培は台湾が日本の一部だった戦前に本格的にスタートしたようです。1930年代には世界第3位の生産量を誇るようになりました。その後東南アジア各国がパイナップル栽培に乗り出し、価格競争力を失ってターゲットの市場を国内と中国大陸にうつしました。

戦前から取り組んでいる結果、たゆまない品種改良が行われ現在の高品質のパイナップル生産に活かされています。

ちなみに日本国内で主に沖縄県内で栽培されているパイナップルは台湾で品種改良された種類がもとになっています。

まとめ

  • 話題の台湾パイナップルを近所のスーパーで買って食べてみたら、甘くて、柔らかくてとてもおいしいパイナップルでした。
  • 値段はよく見かけるフィリピン産のパイナップルと比較すると2倍程度でしょうか?台湾からのパイナップル入荷が一般的になれば定温コンテナの定期便が出て輸送コストも下がると思います。
  • 台湾パイナップル甘いのも嬉しいですが、個人的にさらにうれしいのが酵素が弱くて口内がヒリヒリしないことですね。
  • パイナップルに限らず、台湾にはおいしいフルーツが盛りだくさんです。品質の良い台湾の南国フルーツがたくさん日本に紹介されることを祈っています!

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