【アレンジ】手ぬぐいはすぐ乾くし衛生的でとても便利なアイテムの巻【洗い方・使い方】

アイテム紹介
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「ほたて」は夏場、ハンカチのかわりに手ぬぐいを愛用をしています。吸水力は抜群だし、洗濯してもすぐ乾くのでカビや雑菌の発生もしにくくなっています。

実家の押し入れ奥そこに眠っていた30年以上前の「三菱銀行」や「農協」のノベルティ手ぬぐいを使い始めてからその便利さに気がつき、今ではオシャレな和柄の手ぬぐいを使用しています。

「かぐや」も最近、手ぬぐいの便利さに気がついたみたいです。「ほたて」のオシャレな和柄の手ぬぐいを利用しているようです。

2人で使っていると、数が足らなくなってしまいました。「三菱銀行」の手ぬぐい貸してあげるよ!と言っても嫌みたいなので、新たに買い足すことにしました。

ということで、今日は手ぬぐいのご紹介です。ご紹介スタート!

手ぬぐいとは

手ぬぐいとは日本に古来からある木綿製品です。タオルやハンカチが一般的になる前は手を拭いたり、入浴の際に身体を洗ったり、また、ふきんの様な用途で用いられていました。

江戸時代に着物生地の端切れを生活上に必要な布切れとして利用するようになり、一般庶民にも広く使われるようになったとされています。

現在ではオシャレに染めた手ぬぐいをハンカチとして利用したり、バッグの素材やスカーフの代わりに使用されたりしています。剣道部経験者には面手ぬぐいとして意外と身近なアイテムでもあります。

また、手ぬぐいのもつデザイン性の高さに着目し、額装されインテリアなどにも利用されるケースも増えています。

手ぬぐいの産地

手ぬぐいはもともと木綿を織った晒し布の産地で主に生産されています。室町時代、江戸時代にルーツを持つ産地の中から今回は2つの産地をご紹介します。

大阪 堺

大阪の堺は旧国名で言うと、摂津国・和泉国・河内国の三国が接している国境にあり、大坂にも近いことから発展しました。

手ぬぐいの産地としては、江戸時代から木綿の一大産地であった和泉国に接し、大消費地であった大坂に隣接しており、水の豊富な堺は手ぬぐいの原料となる和晒を多く生産していました。

そこに染め物の技術が伝わったことにより、手ぬぐいの産地として多くの製品を生産しています。

堺の手ぬぐいを生産したり販売したりする企業が集まって「手ぬぐいフェス」などを開催しています。

三重 伊勢

伊勢木綿は室町時代に綿花が日本にもたらされた後、江戸時代に入り伊勢が気候的、肥料の入手といった理由で綿花の生産に適した条件が揃い一大産地として発展しました。

伊勢神宮参拝の際にお土産として用いられる事や江戸で伊勢木綿として日本橋の問屋が広めたこともあり、全国的に知られることとなりました。

現在では外国産の安価な木綿におされ、伊勢木綿を、生産する織屋は1軒となっているようです。

伊勢木綿を全面的に取り上げいるデザインブランドとしては「SOU・SOU」が挙げられます。「SOU・SOU」とは京都に本拠地をおく和装デザインユニットです。伊勢木綿を使用した手ぬぐい・スカーフ・小物の商品ラインナップがあり、幅広い層から支持を得ています。

手ぬぐいはどこで買うの?

従来から小紋柄と呼ばれている和柄の手ぬぐいですと、手頃な価格で「アマゾン」や「Yahoo!ショッピング」などで購入できます。今回、「ほたて」もアマゾンで手ぬぐいを購入しました。普段使いの品物なので手頃な価格で購入できるのが助かります。

また先ほどご紹介した堺の「手ぬぐいフェス」に参加している会社や「SOU・SOU」は独自の通販サイトを設けているようなのでご興味のある方は確認していただいてはいかがでしょうか?

手ぬぐいの使い方

手ぬぐいは従来の生活で用いる手拭きや入浴時に利用する他に、様々な使い方で利用されています。SNSではその例がたくさん紹介されています。いくつかの例を見ていましょう。

【手ぬぐいの使い方】タオルやハンカチとして

生活に普段用いる手拭として用いるのは従来からの使用方法です。「ほたて」も手ぬぐいの柔らかい手触りや抜群の吸水力に魅力を感じ、夏場にハンカチの代わりとして使用しています。

手ぬぐいは1枚の薄い布を重ねて使用するため非常に吸水率に優れ、夏場の汗ばむ時期には本当に重宝します。

また洗濯物として乾かす時は一枚の布に伸ばして乾かすために乾きやすさも抜群です。夏場の晴れた日など、洗濯物を干してから1時間もしなううちに乾いてしまいます。そのため、タオルハンカチのようにカビの発生を気にする必要もありません。

【手ぬぐいの使い方】エコバッグの素材として

2020年7月よりレジ袋の有料化がスタートしました。みなさん色々なエコバッグを使用していますが、手ぬぐいを素材にしたエコバックも利用されています。

裁縫用の両面テープを利用すれば縫うこともなくエコバッグが作れるそうなので皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

【手ぬぐいの使い方】お弁当のつつみとして

お弁当のつつみにも手ぬぐいは活用されています。正方形のナフキンとは違った結び方で使用するのでしょうか?いろいろなデザインの手ぬぐいがあるので、毎日のお弁当も楽しくなりそうですね!

【手ぬぐいの使い方】スカーフとして

さきほどご紹介した「SOU・SOU」では「くびまき」というネーミングで伊勢木綿からつくった染め物をスカーフとしてラインナップしています。

昔の人は農作業やひょっとこ踊り・どじょう掬いのハレの日の民芸をおこなうときに頭に巻いていたり、剣道では「面手ぬぐい」として古くから使用されています。そういった使用方法につながる部分があるのではないでしょうか?

【手ぬぐいの使い方】インテリアとして

また、優れた手ぬぐいの意匠性に着目してインテリアとして取り入れる方も最近は増えているようです。手ぬぐいの染め方には大きく分けて注染、手捺染、顔料スクリーン印刷、インクジェット印刷の4種類があります。最新のインクジェット印刷を用いることによりイラストや絵師の描いた絵画のような表現方法も出来るようになりました。

こういった染付などの技法が多様化して私たちもさまざまな楽しみ方が増えてきているのではないでしょうか。

手ぬぐいの洗い方

手ぬぐいは普通の洗濯物と同時に洗濯機を使用して洗濯をすれば大丈夫です。濃い色に染めてある手ぬぐいを洗うときにはじめの数回は色落ちや色移りを気にしなければいけないのは一般の洗濯物と同じです。

また、手ぬぐいは幅35cm程度の反物を使用するため、短手方向の切れ端はほつれることがありませんが、長手方向は長い反物を90cm程に切って使用するので切りっぱなしという状態になります。使い始めて数回の洗濯後は写真のように端がほつれてきます。そのため、ほつれて飛び出した糸を切って処理する必要がります。

何回か使用し、洗濯を繰り返すと写真の様にフリル状になっていき、ほつれが止まります。通常、手ぬぐいはこの状態で使用しますが、最近販売されている手ぬぐいの中には端処理をしているもあり、使いやすく工夫をしてあります。

用途によっては端処理をしている手ぬぐいのほうが使い勝手がいいのでそういった商品を利用するのもおすすめです。

まとめ

  • 暑い季節にハンカチの代わりに使用している手ぬぐいをご紹介いたしました。吸水力・肌ざわり・乾きやすさに優れるアイテムでお気に入りです。
  • 従来からの染色方法に加え、最近はインクジェットプリンターを用いた染色方法も使用されており、非常にデザイン性に優れた商品もあります。今までは表現できなかった図案なども印刷可能となり、古来からの品物にも最新の技術が使われています。
  • 昨年から義務化されたレジ袋の有料化でマイバックなどを使用する人が増えました。手ぬぐいもマイバックの素材に使われているようです。機会があれば「たけとり家」でも手ぬぐいマイバックをつくってみようと思います。
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