【おすすめレシピ】鮮魚コーナーの半額セールあんこうをつかって鍋を作るの巻【下処理から完成まで】

料理レシピ
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あんこう鍋の作り方をご紹介します。一般家庭向けの食材では無いと思っていたあんこうですが、自宅で簡単においしく調理できました。これはみんなにも知ってっもらいたい!

スーパーの鮮魚コーナーに行くとたまに売っているあんこうのセット。鍋用の具材としての販売されています。1パック1000円前後の価格で結構いいお値段となっていることが多く、たまに半額セール品となっているのを見かけます。

あんこうで有名な茨城県の大洗に行ったときに食べたことがあり、とても美味しかった記憶もあるあんこう鍋。しかし自分で調理したことはありませんでした。

その味が懐かしくなり、半額セールの時に何回か買って試行錯誤して美味しい鍋を食べられるようになったのでブログでご紹介したいと思います。

それではご紹介スタート!

【おすすめレシピ】あん肝が鍋だしの決め手!あんこう鍋の材料【作り方ご紹介】

あんこう切り身(鍋用の具)400g程度(1パック分ざっくりと)
食塩小さじ1/2くらい
1500ml
昆布茶小さじ1
みりん大さじ4
日本酒大さじ4
醤油大さじ3
味噌100g
生姜(チューブでOK)小さじ1
にんにく(チューブが最適)2cmくらい
白菜1/4玉
長ねぎ1/2本
人参1/2本
豆腐1丁
油揚げ1枚

材料は主役のあんこうと野菜が中心です。あんこうは肝が入っているものが手に入れば鍋つゆの材料として使いたいので入っているものを選びましょう。あん肝の美味しさが一層引き立ちます。きのこ類はえのき、しめじ、しいたけ、ひらたけ、なめこそれにエリンギとなにをいれてもおいしいです。

味付けは味噌あじが一番おすすめ。しょうがとにんにくをちょこっと効かせると、あんこうの香りがよりおいしく引き立たちます。醤油は濃口醤油があんこうと味噌の組み合わせを引き立たせますが、薄口醤油をつかってもOK。ここはお好みのものを。

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【おすすめレシピ】あん肝が鍋だしの決め手!あんこう鍋の作り方

あんこう鍋をつくるときの大きなポイントは2つあります。

ひとつ目はあんこうの切り身などを軽く熱湯に入れその後、よく流水で洗う作業です。この作業であんこうの余計な生臭さが取れ、旨味のガツンとくる素材になります。鍋の材料にしょうがやにんにくも使用しますが、匂い消しというよりか香り付けです。この臭み取りは霜降りといい大切な下処理となっています。

ふたつ目は鍋だしの材料として鍋で炒ったあん肝を入れることです。あん肝は居酒屋メニューとしてもおなじみの食材ですがあんこう鍋にもぜひ使いたいあんこうの食材です。ご存知の通り、旨味のつまった食材ですので鍋だしに使うことで旨味レベルが1ランクアップします。

それでは具体的な作り方を見ていきましょう。

【おすすめあんこう鍋レシピ】鍋だしを作る【あん肝は鍋だしの決め手】

あん肝を包丁で細かく切ります。軽くタタキを作るイメージです。ペースト状にする必要はありません。この後、鍋で炒るときに旨味の詰まった脂が出やすくするるための作業です。

刻んだあん肝を鍋で乾煎りします。あん肝の乾煎りとは、熱した鍋にあん肝のみをいれ弱火で炒めていく作業です。あん肝に含まれている旨味のつまった脂がにじみ出てくるので焦げる前に火を止めます。このにじみ出てきた脂と旨味を鍋だしに使うのです。

乾煎りしたあん肝に水、昆布茶、しょう油、みりん、日本酒、しょうが、にんにくと味噌を加えひと煮立ちさせます。味噌は白味噌か赤味噌をお好みで使ってください。八丁味噌などの豆味噌系の味噌はあまりおすすめしません。

醤油は濃口醤油があいそうです。今回、濃口醤油で鍋だしを作りましたがとても美味しく出来ました。

ひとまず鍋だしは完成です。具材がそろうまでしばらくまっててもらいます。

【おすすめあんこう鍋レシピ】あんこうの下処理をする【あん肝は鍋だしの決め手】

あんこうはいろんな部位が食べられるそうです。捨てる場所がなくて普通なら捨ててしまうエラもおいしく食べられるとのこと。スーパーで購入したあんこう鍋のセットにもいろいろな部位が入ってるようです。

あんこうの臭みを取るために軽く塩をふり、熱湯に1分ほどくぐらせ、流水で洗い流す霜降りという作業を行います。

肝以外の部位はこの霜降りが必要です。沸騰したお湯にあんこうを入れるとお湯が濁り、余分な脂が浮いてきます。

1分ほど熱湯につけたら手早くお湯をざるで切り、流水で洗い流します。ここでしっかりと余分な脂などキレイに掃除することがあんこうの臭みを取るポイントです。よく洗ったらざるで水気を切っておきます。

【おすすめあんこう鍋レシピ】野菜類を切る【あん肝は鍋だしの決め手】

野菜類は香りのあまり強くないオーソドックスなものがおすすめです。今回は白菜、ネギ、人参、シメジ、お豆腐と油揚げをつかいました。

このほかにエノキやシイタケ、水菜やゴボウを入れても美味しくいただけます。

【おすすめあんこう鍋レシピ】野菜とあんこうを温めて完成!【あん肝は鍋だしの決め手】

下処理したあんこうと野菜類を最初に作った鍋つゆにいれ中火で加熱していきます。

野菜類に火が通ったら完成です。味がしっかりついているのでそのままの味を楽しんでください。あんこうの旨味がとっても美味しい鍋となりました。

ちなみに2歳6ヶ月ほど息子には冷やすのと味を薄くする意味で氷を適量入れて食べてもらいました。あんこう鍋の味はわりとお気に入りのようです。

【おすすめあんこう鍋レシピ】シメは雑炊がおすすめ【あん肝は鍋だしの決め手】

鍋のさいごは雑炊にするか、うどんにするか迷うところですがあんこう鍋は雑炊がおすすめです。

あんこうの旨味が凝縮した鍋だしは最高のごちそうです。味噌仕立てですのでお好みでチーズをプラスするなど、アレンジしても美味しく召し上がれます。

【乳児には?】あんこうは離乳食の食材としてつかえる?【幼児には?】

小さいお子さんが家族にいるご家庭では鍋を作ると味付け前の鍋の具材を少量取り分け、食べやすいように切ってお子さんの食事とするようなことも多いと思います。

乳児・幼児にとって負担になる食材が入っていれば、避けたいのもです。あんこう鍋の場合はどうでしょうか?

食品に含まれる有害物質の中で私たちがとくに気に留めている水銀に関して厚生労働省の調査を確認してみました。その結果、水銀の含有量はカジキやマグロに比べ概ね含有量が1桁低い濃度です。離乳食や幼児向けの食材としてよく推奨されるマダイと同等レベルとなっています。

ビタミン類に関しても通常食べる量では問題になる量は含まれていないと考えられます。

あんこうが白身魚であることを考えると、骨などによく気をつければ乳児・幼児向けの食材としては最適だと言えます。具体的には離乳食の中期以降には使用して大丈夫です。

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まとめ

  • あんこう鍋の作り方をご紹介してみました。本場の常磐(茨城県のあたり)ではあん肝を鍋だしに活用する料理は「どぶ汁」といって漁師料理として認識されているようです。
  • あんこうは捨てるところが少ない食材で皮や内臓類も美味しく食べられます。一番ビックリしたのはエラも食べられること。普通の魚のエラはジャリジャリしてとても食べられたものではありません。
  • 子どもも美味しく食べられました。調べてみたら案外安心して食べられる魚です。マグロフレークの缶詰を食べているなら全然気にしなくていいレベル!
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